蜻蛉 “Aiueo”

  • move
  • art
  • 04:41

2019年6月9日リリース、蜻蛉初の12inch vinyl収録”Aiueo”のSpecial Movieが完成。

「Aiueo」をライブで聴いていた一時期、この歌はいつもラストソングだった。ラストソングにもかかわらず、「あいうえお」という日本語では始まりの音、英語なら母音に当たる言葉のベースとなる音によって全編が完結するこの歌は、始まりと終わりをつなぐ輪廻を示しているようで心地よく、世界の誕生を想起させた。

Human Beatboxer Sh0hと2017年に発表した「Re:Humanize」に続く、全編レーザー映像作品をこの曲で作りたいと思い、EP「イエロートランス」リリース直前の蜻蛉と、Vinylリリースに向けて映像作品を作ろうという企画を発足させた。

蜻蛉の作風の一つに〈スピリチュアル・昇天・自然〉というような要素があり、森ないしは自然の中でレーザーの光を煌々と放つイメージがすんなりと浮かび上がってきた。

加えて、話の構成の際にインスパイアされたのは以下の2つの話だ。

ひとつは、休日、ヒラー山という山の洞窟へしばしば瞑想をしに行っていたムハンマドが、瞑想中にキリスト教でいうところの天使ガブリエルから唯一神アッラーの啓示を受け、最後の預言者として自覚を得ていくというイスラム教のエピソードで、高校1年生の地理の授業以来、鮮明に覚えていた話。

もうひとつは、映画「メッセージ」(2017)に登場する地球外生命体「ヘプダポッド」が放つロゴグラムを用いて主人公と「ヘプダポッド」が会話するシーン。

これらのストーリー要素を取り入れつつ、神とも、先祖とも、あるいは異星人ともつかないこの世に分かりやすく存在していないもの=トンボの形をした光が、蜻蛉にテレパシーを伝え、それに導かれて洞窟へ辿り着いた蜻蛉と「光」は、日本語の「あ阿/い以/うウ/え衣/おオ」によって意思疎通し、徐々にフュージョンしていってしまう、というSF今昔物語をミュージックビデオとして実装した。

この映像作品は5月22日Contact Tokyoでのリリースパーティー「蜻蛉祭」にて放映予定。

Actor/Music

  • 蜻蛉-Tonbo-

Director/DOP/Editor/Laser/Lighting

  • MES