Furuto Factory in Fukushima

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MESのアートワークの柱として3年近く継続している〈ライブ・テーピング〉。床や壁・人にも貼りたい、という動機からライブ・ペインティングの派生として発明したもので、蛍光テープで貼り上げていくラインにブラックライトを当て光らせるといった作品である。クラブイベントに始まり様々なシーンで音楽に合わせラインを重ね、主に幾何的でインパクトを重視したヴィジュアルを追及中。使用するテープは試行錯誤の末、一貫して古藤工業さん(以下古藤工業)のブランド「MonF」の「gbkテープ」を使用している。
(最初のアートワーク:青山蜂 「Blen da House」)

2017年10月「TOKYO MURAL PROJECT」での〈ライブ・テーピング〉ワークショップを機に「gbkテープ」の強力なサポートをいただいて以来、2018年10月をもって古藤工業とMESとの交流は1周年を迎えた。予てより実現したいと思っていたテープ工場見学&〈ライブ・テーピング〉を実行すべく、福島県いわき市にある古藤工業さんの工場を訪問!

どどーん!(とても広いので写真では伝わらない迫力、、!)

古藤工業さんのあるいわき市・好間工業団地は、その名に「団地」と付くように、70社以上もの工場がひしめく大工場地帯。小学生の記憶をたどるとあの太陽みたいなマーク☀︎が大量発生している。

古藤工業は、中でも見晴らしの良い高台に位置していた。
門をくぐると、テープをはじめ、日頃私達が手に取っている品の数々。今年グッドデザイン賞を受賞した「スパッと切れる布テープ」、キャラクターとのコラボテープ、水道や住宅工事に利用されるテープなど、さすが日本のシェアの3分の1。そして見つけた蛍光gbkテープ。MESのアートワークの写真付きで展示して下さっていた。

東日本大震災を受けて尚、現在も日本のテープ産業を支える古藤工業の歴史や製造へのこだわりなどを伝授してもらいつつ、工場の中へ!工程によって棟が分かれている広ーーーーい工場の中を時間をかけてツアーしてもらう。企業ヒミツが溢れかえっているので写真は伏せるが、日々の暮らしに加え、作品制作から梱包発送、搬出入と、アーティストとは切っても切れない布テープは、予想を超えて工程が多く手間暇かけて作られていたのだった。
見学後、社長達から布テープの切れ味やハンドリング(すべり具合)、使い心地に切にこだわるのは日本特有と言えるのではないか。製作者と利用者互いの強いこだわりから豊富なテープが生まれている、など印象深い話を伺った。

さて泊りがけの訪問ツアー、いわきの地酒やメヒカリを堪能させていただきつつ、翌朝いよいよライブテーピングを実施。ブランド名MonFをMESなりに即興で制作。社員さん数十名の前で自己紹介を兼ねたプレゼンテーション、そして完成作を披露!

その様子は、地元新聞社・福島民友にも取り上げていだだいた。

制作過程はムービーで!