ワタリウム美術館地下、オンサンデーズにて新井健個展「OUTTA STEP」を開催。
2018年9月15日(土)~10月14日(日) 会期中無休
ワタリウム美術館オン・サンデーズ地下書店
主催 合同会社カオスラ
協力 株式会社ゲンロン
友情出演 NAZE
イベント企画 MES
【ステイトメント】
「OUTTA STEP」
縮まる渋谷 踊れるエリア そのアウトサイダー クラブ青山蜂
歴史紡ぐ音に光放ち揺れる3階/世代超え人種超え集う祭り
針が上がる午前0時、パーティーは終わりだ
誰が始めた再発するクラブの摘発/
この国じゃ手を取り合う悪法とダンス
疑いの目蔓延るダンスホール/
「踊らせた容疑」で止まるミラーボール
認識が命って インチキは覆してくれ 過去の見せしめ
すべては再来年のための帳尻合せ その先は見据えない勢い任せ
裏の事情コネクション痴情 薄っぺらい都合で動く日常
ローカル排除して失うオリジナル/ガラス張り空っぽなビルが隙間なく
見慣れたあのタグもガレキ行き 見上げた空充す紅白のクレーン
ノイローゼで死に逝く梟 この夜は 誰のもの
ようこそここは踊れない国 danceforfreedom踏み出すのみ
【会期中イベント】
MES presents CLUB IN MUSEUM
全日程 統一料金
1Drink 付当日¥2,500、前売予約¥2,000
前売予約フォーム/Reserved Form
・オープニングイベント
Day1「THE OPENING CEREMONY」
9月15日(土) 19:00-23:00
新井のLJ(Laser Jockey)の契機となったトラックメイカー・蜻蛉とのコラボレーションのもとお届けする第一夜。北海道からTHA BLUE HERBのトラックメイカーも務めるレジェンダルDJ、O.N.Oが来京!そして京都のストリートシーンからliving dead(U.G.R.R.)が参戦!また日本最大級の新木場agehaやWOMB常連のDJ、Sakiko Osawaがフロアをリアルサウンドで彩ります。リアルクラブシーンでしか見られない実力派サウンドアーティストをフィーチャーしたオープニングパーティー。さらに!ヒューマンビートボックス日本王者を冠するアーティスト Sh0h、ターンテーブリズム・通称バトルDJ日本王者のDJ SHOTAとMESによるスペシャルショーケースが決定!絶対に見逃せない一夜です!
SOUND LIVE
- Sh0h
- living dead
- 蜻蛉
DJ
- O.N.O (THA BLUE HERB/STRUCT)
- DJ SHOTA
- Sakiko Osawa
VJ
- MES
・深夜イベント
Day2「THE AOYAMA-HACHI」
9月28日(金) 21:00-morning
ワタリウム美術館からその実10分の距離にあるクラブ青山蜂。現在は深夜外の営業という形で新たなパーティー作りに踏み出しています。今回は、幻となってしまっている老舗クラブの<深夜帯>を復活させようと、青山蜂全面協力のもとお送りする深夜パーティー「THE AOYAMA-HACHI」。新旧オーナー、店長やスタッフ、そして10年来青山蜂を支えてきたDJたちの作る本気のミッドナイトパーティーで遊び尽くしましょう!
SOUND LIVE
- colorful house band
Turntable&Effect: DJ KENSEI
Mic: HIDENKA
Synth: ケンゴコバヤシ
Ba: NO RIO
Gt: YASUHIRO MORI
DJ
- 矢部 直
- 0120
- 8810
- DIG IT & TOYODA
- FLOAT
- Gomez & SUZU (CHARGE/KEY)
- KACCHI NASTY
- DJ Sagaraxx
- ShawDee (DOPENESS TOKYO/Vanilla)
- SHOKI
- Souta Raw (茶澤音學館)
- TOKI
- Interest Match crew
KOJIRO a.k.a. MELT (CHANNEL03)
TATTI (Tokyo Mild Foundation)
IchI - 青山蜂 crew
jam diabro
halki
sk6
u come on! (flowers in cave)
Edie
VJ
- de-sheevo
- MES
FOOD
- ALICE da 食堂
・クロージングイベント
Day3「THE FINAL_make some noise」
10月14日(日) 19:00-23:00
最終夜は、クラブの多様性を押し広げたパーティーを披露。ディジュリドゥ×シンセ×ドラムによる人力トランスバンドSARATOGA、〈あなたの嫌いなものが好き〉を掲げる異形ダンスバンド・NINJASをお迎え!また、美術家も本気のパーティーを披露します。映像ディレクターとしても活躍する新芸術校第3期銀賞受賞者・村井智と新井のソロセッションも。これまで100組を優に超えるサウンドアーティストとパーティーを明かしてきたMESが、東京で今熱いラインナップをお届けします!
LIVE
- SARATOGA
- NINJAS
- 村井智
- KΣITO
- BATIC
DJ
- DRAMATICBOYS(秘境祭/PLAYA/都会)
VJ
- MES
・OTHER
日にち未定
MAMMOTH × MES = MAMMES
スペシャルインスタレーションを開催予定。
また、会期中、デイイベントとしてHIP HOPの視点からノイズへアプローチする日本人初のバンドMAMMOTH(マンモス)×MES=MAMMESのインスタレーションを予定。MAMMOTHが得意とする破壊したオモチャや改造ラジカセ、植物から集音した電磁波やカメラのシャッター音などをリアルタイムに操作するサウンドとレーザーアニメーションを交えたインスタレーションを創作予定。追加イベントにも乞うご期待です。
※出演者は予告なく変更になる場合があります。
【展覧会について_キュレーター 黒瀬陽平】
「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」第三期の最優秀作家である新井健(あらい たける)の個展を開催いたします。新井は「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」第三期の最終選抜展にインスタレーション《Survival Dance》を出品。《Survival Dance》は、2018年1月、青山の老舗クラブ「青山蜂」が風営法違反で摘発されたことをきっかけに制作されたインスタレーションで、風営法による「クラブ規制」をめぐる問題について、新井なりの視点で作品化し、金賞を受賞しました。本展では《Survival Dance》に新作数点を追加し、アップデートを試みます。さらに会期中のイベントとして、クラブ規制によって消されつつある「渋谷のクラブカルチャー」にオマージュを捧げるパーティを開催します。昨年、オン・サンデーズでデビューした磯村暖(ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第二期最優秀作家)に続く新しい才能に、ぜひご注目下さい。